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パフ」(原題: Puff, the Magic Dragon)は、アメリカ合衆国フォークソング・グループのピーター・ポール&マリーの楽曲。日本では童謡として親しまれている。

パフ
ピーター・ポール&マリーシングル
初出アルバム『ムーヴィング
B面 Pretty Mary
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル フォーク
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコードアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
東芝音楽工業日本の旗 日本

ワーナー・パイオニア日本の旗 日本

ワーナーミュージック・ジャパン日本の旗 日本
作詞・作曲 レニー・リプトン
ピーター・ヤロー
プロデュース アルバート・グロスマン
チャート最高順位
ピーター・ポール&マリー シングル 年表
天使のハンマー
(1962年)
パフ
(1963年)
500マイルもはなれて
(1963年)
ミュージックビデオ
「Puff, the Magic Dragon」 - YouTube
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概要編集

「パフ」の歌詞は1959年、レニー・リプトン (Lenny Lipton) が19歳の時、オグデン・ナッシュ (Ogden Nash) の詩 "Custard the Dragon" の一節 "Really-O, Truly-O, little pet dragon." に影響されて作った。学友のピーター・ヤローが歌詞を加えて作曲し、1961年からピーター・ポール&マリーの曲として演奏されるようになった。その後、1963年2月にシングルとして発表され[1]、大ヒットした。

歌詞は、不老ドラゴン「パフ」と少年ジャッキー・ペーパーとの交流と別れを描いている。舞台はおとぎの国 Honah Lee の海。パフの名前はドラゴンの不思議な鳴き声に由来している。

一説では少年ジャッキー・ペーパーがパフの前に現れなくなったのはジャッキーがベトナム戦争に行き戦死したためだと解釈されており、 この解釈によりこの曲は反戦歌だと受け取られている。アメリカではドラッグ・ソングと曲解され、ヒッピー聖歌になっているとの噂が流れ、マリファナ所持に極刑を科しているシンガポールなどで放送禁止になった。

しかし、作詞者はこれを強く否定し、ステージ上でも観客に無関係をアピールし続けている。1985年10月9日にアメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルで行なわれたコンサート『Peter, Paul and Mary 25th Anniversary concert 』では、ピーター・ヤロー自らが「歌詞の解釈に誤解があるようだが、他意はなく、子どもの成長の歌だ」という内容のコメントをしている。

1978年、アメリカ合衆国では、この曲を題材にとった短編アニメ「"Puff the Magic Dragon"」がテレビ放映されている。パフの声はバージェス・メレディスがあてた。1979年と1982年には続編が放映されている。

"Puff the Magic Dragon" はベトナム戦争においてAC-47攻撃機を指す米軍スラングにもなっている。

日本において編集

「パフ」は小学校三年生向けの音楽教科書に掲載され、また幼児向け番組で放映されるなど子供向けの切ない曲としての印象が強いが、この曲をフォークソングとして知った世代にはベトナム戦争に関わる反戦歌と受け取られていることも多い。

日本語詞は芙龍明子教育芸術社『小学校の音楽3』使用)、野上彰NHKおかあさんといっしょ』使用)、中山知子比良九郎などが存在する。

1990年代の日産・サニー(7代目・B13型系)やNECPC-9800シリーズのCMインストゥルメンタルとして使用された。また、英語詞版の曲がTBSテレビBS-TBS時事放談〜ワイドショー政治を叱る』のエンディングテーマとして使用された。

カバー編集

  • 中村八大の編曲・指揮で、ブラス入りの「ニュー・サウンズ・オーケストラ」によりインストゥルメンタル演奏されたアメリカン・フォーク・ソング曲集に、12曲中の1曲として収録されている。(アルバム『中村八大のフォーク・アルバム“ドンナ・ドンナ”』1967年3月、テイチク、SL-1199[2]

絵本編集

2007年、本曲を題材にしたCD付き絵本魔法のドラゴン パフ』(原題: Puff, the Magic Dragon)(作:ピーター・ヤロー/レニー・リプトン、絵:エリック・ピゥィーバーレイ、出版:Sterling Publishing ISBN 978-1402747823)が出版され、100万部を売り上げた[3]。日本語訳はさだまさしの翻訳により武田ランダムハウスジャパンから出版された(2008年、ISBN 978-4270002681)。

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集

先代:
アンディ・ウィリアムズ
「もう離さない」
Billboard Middle-Road Singles 1位
1963年5月11日 - 5月18日(2週)
次代:
アル・マルティーノ
「アイ・ラヴ・ユー・ビコーズ」