ヒッカム空軍基地英語: Hickam Field)は、ハワイ州ホノルルにあったアメリカ空軍基地である。

ヒッカム空軍基地
Hickam Field
IATA: HIK - ICAO: PHIK
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ハワイ州真珠湾
種類 軍民共用
運営者 アメリカ空軍
開設 1935年
閉鎖 2010年(パールハーバー・ヒッカム統合基地に統合)
標高 4 m (13 ft)
座標 北緯21度19分07秒 西経157度55分21秒 / 北緯21.31861度 西経157.92250度 / 21.31861; -157.92250
滑走路
方向 長さ (m) 表面
4L/22R 2,119 アスファルト
4R/22L 2,743 アスファルト
4W/22W 914 海面
8L/26R 3,749 アスファルト
8R/26L 3,658 アスファルト
8W/26W 1,524 海面
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概要 編集

ヒッカム空軍基地の名称はホレース・ミーク・ヒッカム中佐(Horace Meek Hickam)にちなんでいる。真珠湾の南東に位置しており隣接するアメリカ海軍真珠湾基地と2010年に統合され、パールハーバー・ヒッカム統合基地となった。滑走路ダニエル・K・イノウエ国際空港と共有している。

1935年に基地を開設した。現地時間1941年12月7日真珠湾攻撃においては、日本軍の攻撃を受けた。1944年までは戦闘機および爆撃機が配備されていたが、それ以降は輸送機の基地となっている。1971年以降は、第15空輸航空団(現第15航空団)が配備され、基地の運営も同航空団が行っている。2005年には第15空輸航空団の属する第13空軍司令部が、グアム島アンダーセン空軍基地から移転した。後に第13空軍は閉隊している。

太平洋空軍の管轄であり、太平洋空軍司令部のほか、同第15航空団およびハワイ州兵を中心とした部隊が所在している。開設時から現在に至るも、アメリカとアジアを結ぶ太平洋航空路の結節点の基地であり、アメリカ空軍にとって重要な拠点の一つとなっている。