ビクター・ブラッドニー
ビクター・ブラッドニー(Victor Brudney、1917年 – 2016年4月14日)は、アメリカ合衆国の法学者。ハーバード・ロー・スクール名誉教授[1]。1970年代から1990年代かけてのハーバード・ロー・スクールの重要人物。「米国会社法の巨人」[1]。
略歴
編集ブロンクス生まれ。ニューヨーク市立大学シティカレッジにおいてB.A.及びM.S.を取得後、1940年コロンビア大学においてLL.B.の学位を取得した[1]。
James F. Byrnes判事・Wiley Rutledge判事の法務助手等を経て、
当初はラトガーズ・ロー・スクールで教鞭をとった。ハーバード・ロー・スクール客員教授として同法科大学院に初めて関わった(1970年)後、1971年から1988年まで、ハーバード・ロー・スクール教授を務め、the Robert B. and Candice J. Haas Professor in Corporate Finance Law、ハーバード・ロー・スクール名誉教授の称号を授与された。ボストンカレッジ客員教授も務め(1994年 - 2007年)[2]、同名誉教授の称号を授与された[1]。
研究
編集会社法・企業財務の分野における公正(fairness)、平等(equality)、自由(freedom)という基礎的な問題を追求・研究した[1]。
門下生
編集- ロバート・クラーク(ROBERT C. CLARK)[1]
- ルシアン・ベブチャック(LUCIAN A. BEBCHUK)[1]