ビジャ・メルセデス

アルゼンチンの都市

ビジャ・メルセデス(Villa Mercedes)は、アルゼンチンサン・ルイス州の中央部東側にある都市。ヘネラル・ペデルネーラ・デパルタメントに属する。2001年の国勢調査による人口は96,781人である。

ビジャ・メルセデス
Villa Mercedes
アルゼンチンの旗
ビジャ・メルセデスの中心広場
ビジャ・メルセデスの中心広場
座標 : 南緯33度40分 西経65度28分 / 南緯33.667度 西経65.467度 / -33.667; -65.467
行政
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
  サン・ルイス州
 デパルタメント ヘネラル・ペデルネーラ・デパルタメント
 市 ビジャ・メルセデス
人口
人口 (2001年現在)
  市域 96,781人
その他
等時帯 ART (UTC-3)
郵便番号 D 5730
市外局番 +54 2657

地理

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キント川の左岸にあり、コルドバ州との州境から32kmの距離にある。国道148号線が通っており、国道8号線と国道7号線の交差点が近くにある。国道7号線はビジャ・メルセデスと州都サン・ルイスを結んでおり、サン・ルイスは北西方向に90kmの距離にある。

歴史

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1856年12月1日頃、フスト・ダラクト知事によってフォルティン・コンスティトゥシオナルという町が建設された。この町は民間・軍事共用の駐屯地であり、先住民ランケル族英語版の襲撃(Malón)から領土を守るためのものだった。1861年、聖母マリア(英語 : Virgin of Mercy、スペイン語 : Virgen de las Mercedes)を守護者として受け入れていた住民の決定によって、町の名称がビジャ・メルセデスに変更された。1875年には、サンタフェ州ロサリオコルドバ州コルドバを結んでいたセントラル・アルゼンチン鉄道が、中間点のビジャ・マリア英語版からリオ・クアルトを通ってビジャ・メルセデスまで延伸し、町は急速に成長した。国有のアンディーノ鉄道会社が設立され、1885年にはビジャ・メルセデスからサン・フアン州サン・フアンメンドーサ州メンドーサまで鉄道線が延びた。ビジャ・メルセデスからメンドーサまでの路線は、首都ブエノスアイレスからアルゼンチン=チリ国境へ向かう経路の中間部分となり、1887年にはアルゼンチン・グレート・ウェスタン鉄道によって買収され、やがてブエノスアイレス・太平洋鉄道の路線網の一部となった。1896年には公式に市を宣言した。現在はサン・ルイス州内で2番目に大きな都市であり、州内の工業と教育の中心地である。市内には国立サン・ルイス大学があり、ビジャ・レイノルズ空港英語版がある。

ギャラリー

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参考文献

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H.R.Stones, British Railways in Argentina 1860-1948, P.E.Waters & Associates, Bromley, Kent, England, 1993.

外部リンク

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