ロサリオ

アルゼンチンの都市

ロサリオ(Rosario)は、アルゼンチンサンタフェ州最大の都市で、アルゼンチン全体でもブエノスアイレスコルドバに次いで3番目に人口の多い都市である。この都市はブエノスアイレスの350 km北西のパラナ川右岸(西側)に位置している。史上最高のサッカー選手と称されるリオネル・メッシの出身地である。2020年時点の人口は約175万人。

ロサリオ
Rosario
アルゼンチンの旗
ロサリオの市旗 ロサリオの市章
市旗 市章
愛称 : "Argentine Flag's Cradle (アルゼンチン国旗発祥の地)", "The Argentine Chicago (アルゼンチンのシカゴ)"
位置
の位置図
位置
ロサリオの位置(アルゼンチン内)
ロサリオ
ロサリオ
ロサリオ (アルゼンチン)
ロサリオの位置(南アメリカ内)
ロサリオ
ロサリオ
ロサリオ (南アメリカ)
座標 : 南緯32度57分27秒 西経60度38分22秒 / 南緯32.95750度 西経60.63944度 / -32.95750; -60.63944
歴史
設立 1793年10月7日
行政
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
  サンタフェ州の旗 サンタフェ州
 県 ロサリオ県
 市 ロサリオ
市長 ミゲル・リフチス
地理
面積  
  市域 178 km2 (68.7 mi2)
標高 22.5 m (74 ft)
人口
人口 (2020年現在)
  市域 1,750,000人
    人口密度   5,350人/km2
その他
市外局番 0341
公式ウェブサイト : www.rosario.gov.ar ウィキデータを編集

概要 編集

 
ロサリオのパラナ川

ロサリオはロサリオ地区の代表都市であり、アルゼンチンの『工業回廊』の一角をなしている。その郊外や近隣都市を含めた人口およそ112万人の都市圏グレーター・ロサリオは、この国3番目の大都市圏である。この都市は主要な鉄道の発着駅があり、アルゼンチン北東部の運輸の中心地となっている。

海洋船舶もパラナ川を経由してこの街に到達できる。ここには32フィート9.75 m)の深さの港があり、間もなく34フィートの深さまで浚渫される予定である。また、パラナ川をまたいで対岸の都市ビクトリアとを結ぶ橋が2003年に開通した。

方言 編集

ロサリオでは、基本的にリオプラテンセ・スペイン語と同様の言葉が話されている。 また、ロサリオ独自の方言が数点ある。例えば「porron」でビールという意味(標準語ではcerveza)であり、「choro」で泥棒という意味(標準語ではchorro)である。

スポーツ 編集

サッカー 編集

ロサリオは、アルゼンチンリーグの「プリメーラ・ディビシオン」所属のCAロサリオ・セントラルと、ニューウェルズ・オールドボーイズ本拠地である。また、ニューウェルズの下部組織にはリオネル・メッシ1995年から2000年まで所属していた事でも知られる。

出身者 編集

文化人 編集

スポーツ選手 編集

姉妹都市 編集

脚注 編集

  1. ^ チェ・ゲバラ生誕90年…キューバ革命の指導者”. 読売新聞 (2018年6月15日). 2018年6月15日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 南緯32度57分27秒 西経60度38分22秒 / 南緯32.9575度 西経60.6394度 / -32.9575; -60.6394