ピーター・ルーガー
ドイツ系アメリカ人のレストラン経営者
ピーター・ルーガー（Peter Luger、1866年1月22日 - 1941年1月21日）は、ドイツ出身のアメリカ合衆国のレストラン経営者である。1887年にピーター・ルーガー・ステーキハウスを開店した[1][2]。
ピーター・ルーガー | |
|---|---|
| Peter Luger | |
| 生誕 |
1866年1月22日.svg){kind=small} バイエルン王国 |
| 死没 |
1941年1月21日（74歳） アメリカ合衆国 ニューヨーク |
| 国籍 |
 ドイツ |
| 著名な実績 | ピーター・ルーガー・ステーキハウス |
生涯 編集
ルーガーは1866年にバイエルン王国で生まれた。バイエルン王国は、ルーガーが4歳のときにドイツ帝国の一部になった。13歳のときにアメリカに渡り、ブルックリンに住んだ[1]。
1887年、甥のカールとともにブルックリンのウィリアムズバーグにビリヤード場兼ボウリング場を開店した。その後、この店をステーキハウスにし、ピーター・ルーガー・ステーキハウスに改名した。ルーガーはまじめな態度で知られ、ほぼ毎晩店に顔を出していた[3]。
他の情報源によれば、最初に店を創業したのは父のカールで、父の死後、ルーガーが事業を継承したときは甥のカールがシェフを務めていたという[4][5]。
ルーガーは1941年1月21日に死去した。遺産は24万1806ドルだった[6]。レストランの所有権は息子のフレデリックが継承したが、フレデリックは父のようなステーキの品質を維持することができず、レストランは経営不振となった。フレデリックは店を競売にかけたが、長年の常連で店の向かいで金属製品店を経営するソル・フォーマンが唯一入札し、落札した。フォーマンは店の経営を立て直した[7]。
脚注 編集
- ^ a b Peter Ross (1899). A Standard History of Freemasonry in the State of New York: Including Lodge, Chapter, Council, Commandery and Scottish Rite Bodies. Lewis Publishing Company. pp. 323–
- ^ Witchel, Alex (2004年4月28日). “After 40 Years, A Waiter Is the Boss”. The New York Times. 2017年4月20日閲覧。
- ^ Stephen C. Duer; Allan B. Smith (2010). Cypress Hills Cemetery. Arcadia Publishing. pp. 77–. ISBN 978-0-7385-7343-4
- ^ Brooklyn by Name: How the Neighborhoods, Streets, Parks, Bridges and More Got Their Names by Leonard Benardo and Jennifer Weiss. NYU Press: 2006. ISBN 0-8147-9946-9 pgs 27 – 28[1]
- ^ “Peter Luger's Steak House”. historic Greenpoint. 2020年9月6日閲覧。
- ^ “Peter Luger Left $241,806 Estate”. fultonhistory.com (1941年1月22日). 2017年4月20日閲覧。
- ^ Kathleen Squires (2013年12月13日). “The Next Generation: Peter Luger Steakhouse”. zagat.com. 2017年4月20日閲覧。