フグレイク
フグレイク(古ノルド語:Hugleikr、ラテン語:Chochillaicus、? - 521年ごろ)は、『ベーオウルフ』によるとイェーアト族の王(ヒイェラーク)。ヨーロッパの文献にみられる、最初のデンマークの王である[1]。
フグレイク Hugleikr | |
---|---|
デンマーク王 | |
515年のデーン人とフランク王国との戦い | |
在位 | 6世紀 |
死去 |
521年ごろ |
概要
編集トゥールのグレゴリウス(538年 - 594年)は、彼の著した書物の中でフグレイクの名を挙げている。現在のデンマーク辺りを支配していたと思われる王である[2][3][4]。 フグレイクは、520年ごろ、船団を率いてフランク王国の北部沿岸を襲撃したとされている[5]。 この王を初めとして、9世紀までの王や10世紀初頭のスウェーデン人王朝の王のいずれも、現在まで存続しているデンマークの王朝との繋がりは認められない[6]。現在のデンマーク王朝の系統は、初代ゴーム王(在位:936年頃 - 958年)の父のハーデクヌーズ1世から始まる。
脚注
編集- ^ http://natmus.dk/historisk-viden/danmark/oldtid-indtil-aar-1050/aeldre-jernalder-500-fkr-400-ekr/en-fyrsteslaegt-fra-stevns/de-foerste-daner-konger/
- ^ ^ http://www.faqs.org/faqs/nordic-faq/part3_DENMARK/section-2.html
- ^ ^ http://timerime.com/en/event/1075827/Kong+Chochillaicus/
- ^ https://books.google.dk/books?id=pZ1qy07lmksC&pg=PA65&lpg=PA65&dq=Chochillaicus&source=bl&ots=_jJ0XxavHe&sig=jjZS8JoDASHt754aFoTDrsEPLzY&hl=da&sa=X&ei=S8xCUtGhOcnm4QS4pYCgBg&ved=0CEEQ6AEwBA#v=onepage&q=Chochillaicus&f=false
- ^ 『デンマークの歴史教科書 - 古代から現代の国際社会まで』 明石書店、2013年
- ^ 『デンマークの歴史』 創元社、1999年、p. 24