フランツ・ウェグナー

フランツ・ヨアヒム・ウェグナーFranz Joachim Wegner, 1940年6月15日 -)は理論物理学者。ハイデルベルク大学の名誉教授である。

フランツ・ウェグナー
生誕 (1940-06-15) 1940年6月15日(81歳)
研究分野 統計物理学
研究機関 ハイデルベルク大学
ブラウン大学
出身校 ミュンヘン工科大学
主な業績 ウェグナー指数英語版
ウェグナー推定英語版
ウェグナー軌道模型英語版
主な受賞歴 マックス・プランク・メダル(1986)
プロジェクト:人物伝
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教育編集

1968年に Wilhelm Brenig の指導の下ミュンヘン工科大学で博士論文 "Zum Heisenberg-Modell im paramagnetischen Bereich und am kritischen Punkt"(「常磁性領域と臨界点でのハイゼンベルクモデル」)によって博士号を取得する。

続いてポスドクとしてユーリッヒ研究センター英語版ヘルベルト・ワグナーのグループで、その後ブラウン大学レオ・カダノフとともに研究する。[1]1974よりハイデルベルクで教授職をつとめる。[2]

研究編集

研究の主軸は統計物理学、特に相転移の理論とくりこみ群である。[3][4]ウェグナーの名を冠した "Wegner exponent"(ウェグナー指数)は相転移近くの漸近的スケール不変性への補正を記述するのに基礎的な重要性を持つ。ウェグナーはまた格子ゲージ理論に関する基本的なモデルを「発明」している。ウェグナーのこの基本的な研究から発展してきた手法は現在量子色力学のシミュレーションで非常によく使われている。

評価編集

1976年相転移と素粒子物理での研究に対しヴァルター・ショットキー賞英語版を受賞している。他にもハイデルベルク科学アカデミー会員への選出、1986年マックス・プランク・メダル、2015年ラルス・オンサーガー賞などの受賞、顕彰がある。

主要な著作編集

参考文献編集

  1. ^ Kadanoff, L. P. (1971). “Some Critical Properties of the Eight-Vertex Model”. Phys. Rev. B 4: 3989–93. Bibcode1971PhRvB...4.3989K. doi:10.1103/PhysRevB.4.3989. 
  2. ^ “German Physical Society gives theoretical‐physics awards”, Physics Today英語版 29 (9): 69, (1976), Bibcode1976PhT....29i..69., doi:10.1063/1.3023914 .
  3. ^ Kadanoff, Leo P. (1999), From order to chaos II: essays, critical, chaotic, and otherwise, Series on Nonlinear Science, 32, World Scientific, p. 161, ISBN 978-981-02-3434-8, https://books.google.com/books?id=uFsnv27G5M8C&pg=PA161 .
  4. ^ Cao, Tian Yu (2004), Conceptual Foundations of Quantum Field Theory, Cambridge University Press, p. 93, ISBN 978-0-521-60272-3, https://books.google.com/books?id=d0wS0EJHZ3MC&pg=PA93 .