フリードリヒ・クーラウ
フリードリヒ・クーラウ(Daniel Friedrich Rudolph Kuhlau, 1786年9月11日 - 1832年3月12日)は、ドイツの作曲家。後にデンマークの首都コペンハーゲンに移住した。
フリードリヒ・クーラウ Friedrich Kuhlau | |
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基本情報 | |
生誕 |
1786年9月11日 神聖ローマ帝国、ユルツェン |
死没 |
1832年3月12日(45歳没) デンマーク、コペンハーゲン |
フルートの作品を数多く作曲し、同時代の作曲家ベートーヴェンに作風が似ていたため「フルートのベートーヴェン」と呼ばれることもある。
「ピアノのためのソナチネ」は、ピアノ学習者により演奏される機会が多い。日本の楽譜出版社から出ている『ソナチネアルバム』で、クーラウの曲は作品20の3曲(第1番~3番[注釈 1])と作品55の6曲(第1番~6番[注釈 2])、作品88では4曲のうち2曲(第1番、第2番[注釈 3])が採用される。Op. 20-1(作品20-1)はソナチネ・アルバム第1巻の冒頭に収録された作品ということもあり、ピアノ学習者には耳に馴染みが深いが、Op. 55-3以降はかなり長くなり、子供の演奏者にはかなりの集中力を要求する。第2巻に収録されている作品88の4つのソナチネは上記の2曲のみで、他では第3番イ短調、第4番ヘ長調も存在する。その他にもクーラウのソナチネは作品59(3曲)、作品60(3曲)が残されている。