ブルース・ヘイズ(Bruce Hayes)はアメリカ言語学者。1976年にハーバード大学より学士習得、後1980年にMITより博士習得。1981年より、UCLA言語学部助教授、現在、同大学教授

ブルース・ヘイズ

韻律音韻論の分野で非常に重要な研究を重ね、1995年にまとめられた彼の本は人間言語のストレスパターンのパラメター理論の集大成である。[1]韻律音韻論を用いたストレスの研究のほかに、最適性理論言語習得音声学音韻パターンの関わり、形態的パラダイムの研究、イントネーション韻律の言語学的考察、などを幅広い研究成果を残している。近年では、計算言語学実験音韻論などの分野の研究を盛んに行っている。[2]最大エントロピー法を言語学の分析に応用した研究でも広く知られる。

また2008年には音韻論の教科書を出版した。[3]

脚注 編集

  1. ^ Hayes, Bruce (1995) Metrical Stress Theory: Principles and Case Studies. University of Chicago Press.
  2. ^ http://www.linguistics.ucla.edu/people/hayes/
  3. ^ http://www.linguistics.ucla.edu/people/hayes/IP/index.htm

外部リンク 編集