ブループ
観測 編集
ブループが、アメリカ海洋大気庁によって発見されたのは、1997年のことである。この音は、南緯50度、西経100度付近のどこかで鳴っているのではないかとされており、時々、水中マイクSOSUSで感知されている[1]。
ブループにはヒトの聴覚では知覚できない超低周波も含まれており、また、大変強い音であるという。
解釈 編集
アメリカ海洋大気庁によれば、ブループは氷震によって響いた音という説がある。[2]
また、ブループはクジラなどの生物が発生させる音に非常に酷似しているが、その音は地球上のどの動物が発する鳴き声よりもはるかに強力であるため、人類がまだ発見できていない生物が出した音や鳴き声だという説がある。[3]
海洋の発生原因不明の音 編集
海洋においては、ブループ以外にも発生原因不明の音が観測されている。例えば、アプスウィープ、ホイッスル、スローダウン、トレイン、ユリアといった音が挙げられる。
出典 編集
- ^ "Acoustics Monitoring Program".
- ^ “NOAA's PMEL Acoustics Program on Icequakes (Bloop)”. 2019年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月20日閲覧。
- ^ “Tuning in to a deep sea monster”. CNN.com. (2002年6月13日)