ブレイキング・ニュース (マイケル・ジャクソンの曲)

ブレイキング・ニュース」 (原題:Breaking News) は、アルバム『MICHAEL』に収録されているマイケル・ジャクソンの楽曲。

"Breaking News"
マイケル・ジャクソンシングル
初出アルバム『MICHAEL
リリース
規格 CDシングル
録音 2007年
ジャンル R&B
レーベル EPIC SONYアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
プロデュース

マイケル・ジャクソン

Eddie Cascio

James Porte
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「Monster」と「Keep Your Head Up」とともに、この曲は2007年にマイケルのカシオ邸の地下室で録音したとされている。これらのトラックはリリース以来物議を醸しており、マイケルのファンや家族は信憑性を疑っている。2018年8月時点でマイケルが曲のリードボーカルに使用されたかどうかについての係争中の訴訟がある。なおこの曲は、日本時間2022年6月30日0:00をもって「Monster」と「Keep Your Head Up」とともに、音楽ストリーミングサービスやYouTubeの公式チャンネルから取り下げられた。そのため、現在はCDからでしか聴くことは出来ない。

解説 編集

マイケルのカシオ宅地下スタジオでレコーディングされた「Keep Your Head Up」「Breaking News」「Monster」に関して、本当にマイケルが歌っているのかと議論が巻き起こった。

  • マイケルの姉ラトーヤ・ジャクソンは「弟の声じゃない気がする」と発言。
  • マイケルの甥である3Tのタリルは「新アルバム全てを支持しないわけではないけれど、Breaking Newsは支持できない。だっておじさんのじゃない。」と発言、同じく3Tのタジも「これはマイケルおじさんの声じゃない。彼の偉業に泥を塗るような真似をして」と発言。
  • マイケルの遺児パリス・ジャクソンはチャットで親しい友人に「全てジャイソン・マラカイが歌っている詐欺行為だ。」と発言、チャットの会話はリークされた。
  • Breaking Newsティザー動画のコメント欄でも様々な議論がなされた。
  • プロデューサーテディ・ライリーTwitterでも議論がなされた。

一連の騒動を受けて、ソニーとエステートは以下のように説明した。

マイケルがニュージャージーのカシオ邸で録音した3曲のうち1曲 の「Breaking News」が公開されたところ、多くの人がとんでもない陰謀論を唱えだした。我々はマイケルの功績を受け継ぐ重要性、彼のファンの思いを十分承知しています。我々は発表以前に、膨大な調査の上で楽曲の信憑性を確認している。顧問弁護士ハワード・ワイツマンはマイケルのファンたちに以下の文章を閲覧して貰っている。
マイケル生前の全てのプロデューサー、伴奏者、エンジニアに生のボーカルを確認して貰った。そして全員がマイケルのボーカルであるとを確認した。法医学の権威である2人の音楽学者が声紋鑑定でボーカルがマイケルで間違いないと報告した。結論として、我々は今回の調査結果に確信を持っている。証言者の発言の信憑性にも確信を持っている。そうして我々はアルバムのボーカルは、本人によるものと間違いはないと断言する[1]

脚注 編集

  1. ^ マイケル・ジャクソン 全世界待望のニューアルバム「MICHAEL」”. 2014年7月15日閲覧。
  1. ^ “マイケル・ジャクソン 全世界待望のニューアルバム「MICHAEL」”. 2014年7月15日閲覧。