プリントコンテンツは、プリンターから出力されることを前提として用意されているコンテンツ。この表現は、特定機種のプリンターを購入した顧客へのサービスとして、本来は著作権のあるコンテンツなどを無料で提供する場合や、コンビニエンスストアマルチメディアステーション(マルチコピー機)で料金を支払う形で印刷物としてコンテンツが販売される場合に、おもに用いられる。また、特に後者のコンビニにおけるサービスは、コンテンツプリントサービスと称される[1][2][3]

プリンター購入者への無料サービス 編集

プリンターのメーカーでは、キヤノン[4]セイコーエプソン[5]などが、顧客に無償のプリント用コンテンツを提供しており、顧客がIDなどを入力することで、ウェブサイトからコンテンツのダウンロード可能になっている。

コンテンツの種類は、年賀状ペーパークラフト包装紙便箋学習プリントカレンダー等があり、著作権のあるキャラクターが用いられたデザインが施されていることもある[4][5]

コンビニエンスストアのマルチコピー機のサービス 編集

有料コンテンツの内容は、芸能人などのブロマイドや風景、動物、自動車、艦船、航空機などの写真類のほか、アニメ・キャラクターなどのカード、イラストや絵画、楽譜、ペーパークラフト、住宅地図などの地図類、名刺履歴書証明写真公営ギャンブル情報、新聞などのニュース類と、多岐にわたるものがあり、それぞれ写真用紙普通紙に出力される[1][2][6]一番くじを組み合せた商品などもある[2]

脚注 編集

  1. ^ a b コンテンツをプリント”. シャープ. 2015年11月18日閲覧。
  2. ^ a b c ローソンのコンテンツプリント”. ローソン. 2015年11月18日閲覧。
  3. ^ 「ファミリーマート×とらのあな」がお贈りするコンテンツプリントサービス”. とらのあな. 2015年11月18日閲覧。 “コンテンツプリントサービスとは? 証明写真、ブロマイド、数独やペーパークラフトなどのコンテンツを対象のマルチコピー機を設置しているコンビニエンスストアで気軽にご購入頂けるサービスです。”
  4. ^ a b PIXUS プリントコンテンツ”. キヤノン. 2015年11月18日閲覧。PIXUS プリントコンテンツ”. キヤノン. 2015年11月18日閲覧。
  5. ^ a b EPSON PRINTOWN”. セイコーエプソン. 2015年11月18日閲覧。
  6. ^ コンテンツギャラリー”. 富士ゼロックス. 2015年11月18日閲覧。