プレイク
ベトナムの都市
プレイク市 (ベトナム語:Thành phố Pleiku (Pờ-lây-cu) / 城庯坡離俱)は、ベトナムの中部高原、ザライ省の都市で同省の省都[1]。ジャライ語Plơi Kơdưr(高地/北の村)に由来。ベトナム戦争中、南ベトナム解放民族戦線によってアメリカの空軍基地キャンプ・ハロウェイが攻撃され、北爆の引き金になったことが有名(プレイク事件)。1975年には南ベトナム軍によって市域が焼き払われたが、1980年代にソビエト連邦の援助によって再建を果たした[1]。
プレイク市 Thành phố Pleiku 城庯坡離俱 | |
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プレイク市内 | |
位置 | |
位置 | |
座標 : 北緯13度59分 東経108度00分 / 北緯13.983度 東経108.000度 | |
行政 | |
国 | ベトナム |
省 | ザライ省 |
プレイク市 | |
地理 | |
面積 | |
域 | 261 km2 (101 mi2) |
標高 | 740 m (2,420 ft) |
人口 | |
人口 | (2003現在) |
域 | 186,763人 |
その他 | |
等時帯 | UTC/GMT +7 |
2001年、2004年には高地系の少数民族による反政府運動の場となった。2014年現在でも、外国人旅行者が立ち入るには許可が必要な場所が存在する[1]。
交通
編集街の中心部より南東、約2.5kmの距離にプレイクバスターミナルがあり、クイニョン、バンメトート、コントゥム行きの国内バスのほか、カンボジアやラオスへの国際バスも存在する[1]。また北約2kmにプレイク空港がある。
行政区分
編集以下の14坊8社から構成される。
- チーラン坊(Chi Lăng / 枝陵)
- ジエンホン坊(Diên Hồng / 延鴻)
- ドンダー坊(Đống Đa / 洞多)
- ホアルー坊(Hoa Lư / 華閭)
- ホイフー坊(Hội Phú / 會富)
- ホイトゥオン坊(Hội Thương / 會商)
- イアクリン坊(Ia Kring)
- フードン坊(Phù Đổng / 扶董)
- タイソン坊(Tây Sơn / 西山)
- タンロイ坊(Thắng Lợi / 勝利)
- トンニャット坊(Thống Nhất / 統一)
- チャーバー坊(Trà Bá / 茶柏)
- イエンドー坊(Yên Đỗ / 安杜)
- イエンテー坊(Yên Thế / 安世)
- アンフー社(An Phú / 安富)
- ビエンホー社(Biển Hồ / 扁湖)
- チューアー社(Chư Á / 諸亞)
- ジエンフー社(Diên Phú / 延富)
- ガオ社(Gào / 嗃)
- イアケン社(Ia Kênh)
- タンソン社(Tân Sơn / 新山)
- チャーダー社(Trà Đa / 茶多)