プロト直閃石(プロトちょくせんせき、 Proto-anthophyllite)は、2003年に発表された日本産新鉱物で、アリゾナ州立大学鉱物学者小西博巳などにより、岡山県新見市の高瀬超苦鉄質複合岩体から発見された[1]化学組成はMg2Mg5Si8O22(OH)2で、斜方晶系直閃石(Anthophyllite)(斜方晶系)と同じ化学組成をもち、同じく斜方晶系ではあるが、結晶構造の異なる同質異像である。

脚注

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  1. ^ Konishi, H. et al. (2003): Crystal structure of protoanthophyllite: a new mineral from the Takase ultramafic complex, Japan. Amer. Mineral., 88, 1718-1723.

関連項目

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外部リンク

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