ホットのしゃべって当てまショー!

ホットのしゃべって当てまショー!(ホットのしゃべってあてまショー)は、MBSラジオで放送されていた公開収録のクイズ番組冠番組帯番組ローカル番組)。

概要 編集

番組内容 編集

初期・末期 編集

次男マコトのアコーディオンと、三男セツオのエレキギターで演奏する曲名を当てるイントロクイズで、毎回1人の回答者が1~3問正解すればスポンサーから食パン30斤とフジパンの詰め合わせが贈呈された。

回答に窮しても露骨なヒント、延いては正解まで教えてもらえ、必ず全問正解できる進行であった。例えば「津軽海峡・冬景色」が出題された場合、答えられないでいると長男のアキラがそれとなく「津軽海峡~」と誘導し、それでも分からずにいると「わしの言うとおり言え、津軽海峡冬景色じゃ」と、代わりに答えてくれたりもした。

しかし一度に30斤もの食パンを貰っても食べ切れず、有難迷惑だと敗退行為を働く回答者も時折現われたため、賞品を「隣近所にやったらええねん」と言って無理矢理持ち帰らせようとするホットブラザーズと、嫌がる客との押し問答が名物化していた。

中期(1990年頃~1993年9月まで) 編集

2人の回答者がラッパとフライパンを用いる早押し形式に変更。3曲出題され、勝者には食パン30斤とフジパンの詰め合わせ、敗者には局のノベルティが贈呈されたが、同様に30斤もの食パンを貰っても食べ切れず、有難迷惑だと敗退行為を働く回答者も少なくなく、1人の回答者に対して1曲のみ出題する形式に戻された。

最終回 編集

  • 最終回はエンディング間際での突然の発表の下、周囲の拍手の鳴り止まない様子が比較的長く放送に乗っただけで、そのまま20年以上に亘る長寿番組の歴史に幕を閉じた。

脚注 編集

  1. ^ 毎日放送40年史編纂室 編『毎日放送の40年 資料編』毎日放送、1991年9月1日、175頁。