ホフスタッターの蝶(ホフスタッターのちょう)とは、磁束量子の数の平均が0から1まで変化する場合のエネルギースペクトルを表したもの。フラクタル図形となる[1]。名称は最初にこの図形を発見したアメリカの物理学者ダグラス・ホフスタッターと、その形が蝶に似ていることからきている。この図の中にトポロジカル量子数を書き込むこともできる[2]

ホフスタッターの蝶

脚注 編集

  1. ^ 齋藤理一郎「第23回久保亮五記念賞:越野幹人氏」『日本物理学会誌』第75巻第3号、日本物理学会、2020年、168-168頁、doi:10.11316/butsuri.75.3_168_1ISSN 0029-01812022年11月10日閲覧 
  2. ^ 初貝安弘 (2021年9月10日). “物質中のフラクタル Hofstadterの蝶”. 筑波大学. 2022年9月6日閲覧。