ボガンバラ・スタジアム
ボガンバラ・スタジアム(シンハラ語: බෝගම්බර ක්රිඩාංගනය, 英語: Bogambara Stadium)とは、スリランカのキャンディにある多目的競技場であり、スリランカで最も古い競技場の一つである。現在は主にラグビーの試合に使用されており、7人制ラグビーの国際試合であるスリランカ・セブンズの試合が開催されていた。収容人数は30,000人。[1]
ボガンバラ・スタジアム | |
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施設情報 | |
所在地 | スリランカ・キャンディ |
位置 | 北緯7度17分20秒 東経80度38分07秒 / 北緯7.28889度 東経80.63528度座標: 北緯7度17分20秒 東経80度38分07秒 / 北緯7.28889度 東経80.63528度 |
開場 | 1897年 |
修繕 | 1972年、1997年、2015年 |
グラウンド | 芝 |
使用チーム、大会 | |
収容人員 | |
30,000人 |
ボガンバラ・スタジアムは、ラグビー、サッカー、ホッケー、陸上競技、ネットボール、バスケットボール、ソフトボール、クリケットと様々なスポーツの会場として利用される。
沿革
編集ボガンバラ・スタジアムの原型は、1897年に沼地を整備して作られた運動場である。かつてはカーニバル、競技会、サーカス、ジムカーナが開催され、イギリス植民地時代のの処刑場にもなっていた。多数のスポーツクラブと学校が運動場を利用してクリケット、サッカー、ラグビー、ホッケー、陸上競技の試合や競技会を実施した。
キャンディのスポーツの興行主・慈善家で寄付金を集めたE. W. バーラスーリヤや[2]他の現地の政治家の援助を受けて改築工事を始めた特M.B.サマラコーンの貢献によって、1972年に運動場は近代的な競技場に改修された。[3]1997年にボガンバラ・スタジアムは国際基準のスタジアムに格上げされたが、工事費用の8,900万ルピーのうち75%は国防副大臣のアヌルッダ・ラトワッテーが代表を務めるキャンディ地区スポーツ発展財団からの資金援助で占められていた。[4]スタジアムは市議会の後援の下で再改修され、現在はスポーツ省が施設を所有している。
脚注
編集- ^ Nagahawatte, Ravi (7 August 2010). “Kandy’s Clifford Cup win adds spice to its rugby saga”. The Island 31 May 2017閲覧。
- ^ “E. W. Balasuriya the versatile sportsman”. The Nation. (1 April 2017) 31 May 2017閲覧。
- ^ Jeyaraj, D. B. S.. “Shelton Ranaraja : Principled Politician and Conscience-Keeper of the Nation”. The Daily Mirrordate=6 August 2016 31 May 2017閲覧。
- ^ “Bid to develop basketball in Kandy District”. Daily News. (26 December 2007) 31 May 2017閲覧。