マフィアへの挑戦6/三人の女

マフィアへの挑戦6/三人の女』(マフィアへのちょうせん6/さんにんのおんな、原題:Nightmare in New York)は「死刑執行人シリーズ」の第7作目。

原題の『ニューヨークの悪夢』が示す通り、かなり凄惨な内容である。

作者はドン・ペンドルトン。日本語への翻訳者は高見浩

出版社 編集

  アメリカ合衆国:ピナクル社
  日本東京創元社

ストーリー 編集

ニューヨークケネディ国際空港に降り立ったボランはフレディ・ギャンベラの手下サム・ザ・ボマーの襲撃を受ける。
負傷したボランは居合わせた3人の女に助けられ彼女たちのアパートに運び込まれる。
歩けるまで回復したボランは再びマフィア狩りに出かける。
だが、ボランの身を案じた3人の女の一人エヴィー・クリフォードはボランを探しにでかけ、ギャンベラ一味につかまってしまう。

登場人物 編集

マック・ボラン
死刑執行人
フレディ・ギャンベラ
マフィアの大ボス。ニューヨークのブルックリン地区を縄張りにしている。フレディ一世を自称するなど誇大妄想気味。
サム・ザ・ボマー
フレディの手下。
レオ・ターリン
隠密捜査官。
エヴィー・クリフォード
ブティックの共同経営者。
ポーラ・リンドリー
エヴィーのルームメイト。ブティックの共同経営者。

関連項目 編集

  • コーサ・ディ・トッティ・コーシ
フレディ・ギャンベラが推進したマフィアのリストラ案。意味は組織の中の組織。
  • 七面鳥
マフィアのリンチのひとつ。敵対する人間に対する制裁に用いられる。
  • 石の城館
マフィアの秘密のアジト。翻訳家の高見浩によればこの建物は実在するとのことである。(出典:本書の訳者あとがきより。)