マリナ・ズエワ

ロシアのアイスダンス選手

マリナ・ズエワロシア語: Марина Зуеваラテン翻字:Marina Zueva、1956年4月9日 - )は、旧ソビエト連邦出身の元女性フィギュアスケートアイスダンス選手で、現在はフィギュアスケートコーチ兼振付師。パートナーはアンドレイ・ヴィトマン。息子はフィギュアスケート選手のフェドール・アンドレーエフ

マリナ・ズエワ
Marina ZUEVA
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Grand Prix Final Tessa VIRTUE Scott MOIR 2007-2008.jpg
選手情報
生年月日 (1956-04-09) 1956年4月9日(67歳)
代表国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Flag of the Russian Soviet Federative Socialist Republic (1954–1991).svg ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国モスクワ
元パートナー アンドレイ・ヴィトマン
元コーチ Elena Tchaikovskaia
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経歴編集

ソビエト連邦代表選手として出場した1976年のネーベルホルン杯で優勝、世界選手権欧州選手権には1977年と1978年の計4度出場をしたが、メダルを取ることはなかった。その後選手としてのキャリアを終え、フィギュアスケート振付師として活動を始める。

ズエワの存在を世に知らしめたのは、オリンピックで2度の金メダルに輝いたエカテリーナ・ゴルデーワセルゲイ・グリンコフのペアであった。1980年代からゴルデーワとグリンコフの振り付けをズエワが常に担当し、1988年カルガリーオリンピックでは金メダルを獲得した。その後ゴルデーワとグリンコフが1990年に一度プロへ転向し、1993年に再びアマチュアに復帰したときもズエワが振付を行い、再び1994年リレハンメルオリンピックで金メダルを獲得するに至った。

その後、タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト組やサーシャ・コーエン安藤美姫中野友加里など多くの選手の振付を担当し、現在ではアメリカのフィギュアスケートクラブを拠点に活動している。

主な戦績編集

大会/年 1976-77 1977-78
世界選手権 5 7
欧州選手権 5 6
ネーベルホルン杯 1

外部リンク編集