マルヌ川 (フランス)
マルヌ川(マルヌがわ、la rivière de la Marne)は、フランスのパリ東部から南東部を流れる川であり、セーヌ川の支流である。全長は約514キロメートルにおよぶ。
マルヌ川 | |
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![]() セーヌ=サン=ドニ県ノワジー=ル=グラン付近のマルヌ川 | |
延長 | 514 km |
平均流量 | 110 m³/s |
流域面積 | 12,920 km² |
水源 | バレーム・シュル・マルヌ |
水源の標高 | 423 m |
河口・合流先 | セーヌ川 |
流域 |
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ラングル高原に源を発し、北へ向かって流れた後、サン・ディジエとシャロン=アン=シャンパーニュの間で西に折れ、パリ近郊のシャラントン=ル=ポンでセーヌ川に合流する。
古代には、ガリア語でマトラ(Matra)、ラテン語でマトロナ(Matrona)と呼ばれ、訛って現在のマルヌ(Marne)になったと考えられている。
第一次世界大戦でフランスがドイツに勝利したマルヌ会戦は、この河畔で行われた。
マルヌ川(左奥)とセーヌ川(右奥と手前)との合流点。中央の建物はHuatian Chinagoraホテル