ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数(ミシガンだいがくしょうひしゃしんらいかんしすう、: University of Michigan Consumer Sentiment Index)は、ミシガン大学サーヴェイ・オブ・コンシュマー(University of Michigan Surveys of Consumers)による指標である。1964年の指数を100として算出する。アメリカ時間の第2または第3金曜日に前月分の速報値が、最終金曜日に確定値がそれぞれ発表される。

Consumer Sentiment Index の訳語が確立していなく、報道機関によってまちまちである。以下のような訳語が使われている。英和辞書としては sentiment の訳語は地合いや所感である[1]

全米産業審議委員会(コンファレンスボード)の Consumer Confidence Index の方は、日本経済新聞・ロイター・ブルームバーグは消費者信頼感指数と訳している[5][6][7]

調査内容 編集

消費者マインドに関するアンケート結果を集計した景気関連の経済指標である。現状判断指数(約40%)と先行き期待指数(約60%)で構成され、また期待指数については、景気先行指数の構成要素にもなってる。調査にあたっては、電話によるアンケートで行われ、景況感・雇用状況・所得に関して、楽観または悲観で回答される。[8]

アンケート対象者の人数が500人(速報版は300人)と、同種の指数である全米産業審議委員会(コンファレンスボード)が発表する消費者信頼感指数の5000人よりも少ないため、指数のブレが大きいのが特徴。[9]

脚注 編集

外部リンク 編集