ミッソーニ
イタリアのアパレルメーカー
ミッソーニ(Missoni)は、イタリアの高級アパレルメーカー、ファッションブランド。1953年、イタリアのスミラーゴにて創業。
日本ではオンワードグローバルファッション (OGF) が輸入販売総代理店となっていたが、ソニア・リキエルと共に2017-2018年秋冬コレクションで終了[1][2][3]。表参道沿いのミッソーニ路面店もOGFのジル・サンダーの店舗に変換。
2018年春夏コレクションから三喜商事が輸入販売総代理店[4]。
創業者について
編集創業者のオッタヴィオ・ミッソーニは、ロンドンオリンピック (1948年)に出場した陸上競技の選手[5] であり、当初、スポーツウェアの製造を行っていたが、徐々に高級アパレル製品へシフト。斬新なデザインや色遣いのニット製品を通じて、20世紀後半、世界に通用するアパレルブランドに成長した[6]。社内では、長男のヴィットリオ・ミッソーニが後継者となり、幹部を一族で固めた同族経営を行ってきたが、ヴィットリオは2013年に航空機事故で夫人とともに行方不明(後日、ベネズエラの沖合にて墜落機が確認されている[7])になるとともに、創業者のオッタビオも同年5月9日に病死し、相次いで経営者と精神的な支柱を失うこととなった。
出典
編集- ^ “オンワードが「ミッソーニ」の輸入販売契約を解消”. WWD JAPAN.com (2017年5月13日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ オンワードが「ソニア リキエル」の輸入販売を終了 WWD 2017年7月31日
- ^ “「ソニア リキエル」、身売り先がなく清算へ 店舗も即日閉店”. WWD JAPAN.com (2019年7月26日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ 「ミッソーニ」がオンワードGFから三喜商事へ、独占輸入販売契約を締結 fashionsnap.com 2017年06月16日、「ジル・サンダー」が表参道「ミッソーニ」跡地に旗艦店を出店 WWD 2018年9月5日
- ^ “「ミッソーニ」創業者、O・ミッソーニ氏死去”. 産経ニュース (産経新聞社). (2013年5月9日). オリジナルの2013年5月10日時点におけるアーカイブ。 2018年10月20日閲覧。
- ^ “伊ミッソーニと仏グスタボ・リンス”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2011年2月21日) 2013年6月29日閲覧。
- ^ “ミッソーニ経営者搭乗の小型機、海中で発見 ベネズエラ”. AFPBB News (フランス通信社). (2013年6月28日) 2013年6月29日閲覧。