ムカデ人間2
『ムカデ人間2』(むかでにんげん2、原題: The Human Centipede II (Full Sequence))は、2011年に公開されたトム・シックス監督作のホラー映画。
ムカデ人間2 | |
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The Human Centipede II (Full Sequence) | |
監督 | トム・シックス |
脚本 | トム・シックス |
製作 |
イローナ・シックス トム・シックス |
出演者 | ローレンス・R・ハーヴェイ |
音楽 | ジェームズ・エドワード・バーカー |
撮影 | デヴィッド・メドウズ |
編集 | ナイジェル・デ・ホンド |
配給 | トランスフォーマー |
公開 |
2011年10月7日 2012年7月14日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 |
オランダ イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$141,877[1] 2500万円[2] |
前作 | ムカデ人間 |
次作 | ムカデ人間3 |
前作『ムカデ人間』の直接的な続編ではなく、前作の映画を鑑賞した主人公が、映画の内容を自分で実行する狂気へと呑まれるというストーリー。ほぼ全編モノクロで制作されているが、「ムカデ人間 完全連結 ブルーレイBOX」には、カラー版が収録されている。[3]
ストーリー 編集
知的障害を持つ小柄な青年マーティンは、ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働きながら、母親とペットであるムカデ1匹と暮らしていた。そんな中、マーティンは映画『ムカデ人間』のDVDを繰り返し鑑賞している内に自分もムカデ人間を作ってみたいという欲望にかき立てられる。
その結果、マーティンは夜の地下駐車場を訪れた人々を拳銃やバールで気絶させ、拉致して倉庫に監禁。更に映画の出演者の1人で、劇中でムカデ人間の真ん中を担当していた女優のアシュリン・イェニーをクエンティン・タランティーノの映画のオーディションと偽り倉庫へ連れ込もうとする。
ところが、その計画の進行中にムカデ人間についてまとめたファイルを母親に見られてしまう。幼い頃、父親が彼を性的虐待して逮捕・投獄された事もあり、かねてから息子の存在を疎ましく思っていた母親は激しく罵り、ファイルとペットであるムカデを処分しようとするも、それを見て激昂したマーティンに惨殺されてしまう。
歯止めが効かなくなった彼はエスカレートしていき、ついには12人もの人間が倉庫に集められる。そして、マーティンは映画を参考にオリジナルのムカデ人間の製作に取り組んでいく。
キャスト 編集
- マーティン:ローレンス・R・ハーヴィー
- アシュリン・イェニー:アシュリン・イェニー
- キャンディ:マディ・ブラック
- パウル:ドミニク・ボレリ
その他 編集
過激な内容のため映倫からオリジナルのままでは日本国内での上映禁止と判断され、修正してようやくR18+での上映にこぎつけた[4]。
日本版予告編では前作に引き続き若本規夫がナレーションを務めた。
脚注 編集
- ^ “The Human Centipede II (Full Sequence)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年8月31日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2013年2月下旬決算特別号 223頁
- ^ “衝撃映像連発!『ムカデ人間2』禁断のカラー版!「完全連結」ブルーレイに収録決定!”. シネマトゥデイ. 2019年9月4日閲覧。
- ^ 上映禁止の危機を回避!『ムカデ人間』続編が日本公開決定!映倫はしぶしぶ許可、映画館は英断!? - シネマトゥデイ