ムンム(Mummu)は、淡水を司る原初の神アプスーと塩水を司る原初の神ティアマトの補佐役として登場するである。シュメールバビロニア人の工芸の神である。また、神話のテキストの中では「深きもの」として触れられている箇所もある。

古代シュメール語では、ムンムという語は「目覚めたもの」と解釈される。彼は古代の神々の支配者であり、科学技術・数学・抽象的概念をメソポタミア人にもたらしたとされる。

大衆文学においては、ロバート・シェイロバート・アントン・ウィルソンのイルミナティ3部作(The Illuminatus! Trilogy)において、ムンムについて「純粋な混沌の精髄」(The Spirit of Pure Chaos)と述べられている。

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