メス - ズーフゲン線

メス - ズーフゲン線
基本情報
通称	メス - ルクセンブルク鉄道
国	フランス
所在地	グランプリ
起点	メス駅
終点	フランス＝ルクセンブルク国境
路線記号	180 000
開業	1854年
全通	1859年
運営者	SNCF
路線諸元
路線距離	55 km
軌間	1435 mm（標準軌）
線路数	複線、複々線
複線区間	全区間
電化区間	全区間
電化方式	25 kV / 50 Hz（交流）
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メス - ズーフゲン線（フランス語: Ligne de Metz-Ville à Zoufftgen）はグラン・テスト地域圏モゼル県の中心地メスとズーフゲンにあるルクセンブルク国境線を結ぶフランス国鉄の複線幹線鉄道である。この路線はルクセンブルク - メス鉄道のフランス部分にあたる。

停車場・施設・接続路線

凡例

レダン - メス線

154.3

メス

178 m

旧メス - アンズラン線

メス市内環状線

セイ川 (22 m)

156.8

旧メス・シャンビエル

172 m

モーゼル川（165 m鉄道橋）

自動車道A31

158.5

メス北駅

171 m

Umgehungsbahn West (Woippy)

160.2

ヴォワピー

169 m

自動車道A4

167.7

メジエル・レ・メス

168.7

ヴァリゲーター公園駅

171.9

アゴンダンジュ

サンティレル・オ・タンプル - アゴンダンジュ線

三角線

オルヌ川（58 m鉄道橋）

175.0

旧リシェモン

自動車道A30

181.9

ユカンジュ

三角線

モオン - ティオンヴィル線

自動車道A31

モーゼル川（170 m鉄道橋）

188.0

ティオンヴィル

155 m

T-A線、V-T線

モーゼル川（160 m鉄道橋）

195

エタンジュグランド

184 m

201

旧ズープゲン

241 m

自動車道A31

203.8

↑フランス / ルクセンブルク↓

ルクセンブルク - ベッテンブルク線

歴史

パリ＝ストラスブール鉄道会社（Compagnie du chemin de fer de Paris à Strasbourg）は1852年3月25日建設許可を獲得した。主要条件はメス - ティオンヴィル間を4年以内に完工して、その後鉄道をルクセンブルク国境線まで延長することであった。社名がフランス東部鉄道（Compagnie des chemins de l’Est）と変更された後、メス - ティオンヴィル間が1854年9月16日開通された^[1]。1857年6月10日にフランスとルクセンブルクは条約を締結し、両国間の鉄道建設および運営について合議した^[2]。1859年にメス - ティオンヴィル間はルクセンブルクまで延長された^[3]。

1871年までこの路線は東部鉄道に属したが、プロイセン・フランス戦争の終戦後の強化条約により、アルザス＝ロレーヌ地方にあった東部鉄道はエルザス＝ロートリンゲン管理局の利益ため国有鉄道となった。1895年から1898年までディーデンホーフェン駅（現在ティオンヴィル駅）の南側にあるモーゼル川鉄道橋が拡張されて、この路線の複線およびモオン - ティオンヴィル線の複線とド・ヴェンデル工場の専用線が設置された^[4]。

1919年アルザス＝ロレーヌ鉄道機関（Administration des chemins de fer d’Alsace et de Lorraine, AL）はELを継承して、1938年フランス国営鉄道がALの路線網を引き受けた。

1956年電車線は全区間にかけて設置された。

運行形態

TGV: モンペリエ - リヨン - ミュルーズ - ストラスブール - メス - ティオンヴィル - ルクセンブルク^[5]。
TGV: パリ東駅 - メス - ティオンヴィル - ルクセンブルク^[5]。
快速列車（RE90）: メス - メス北駅 - ヴォワピー - メジエル・レ・メス - アゴンダンジュ - ユカンジュ - ティオンヴィル - エタンジュグランド - ベッテンブルク - ルクセンブルク^[6]。

参考文献

Jean Buchmann,; Jean-Marc Dupuy; Andreas Knipping; Hans-Jürgen Wenzel (2021) (ドイツ語). Eisenbahngeschichte Elsass. Freiburg: Verlag Eisenbahn-Kurier. ISBN 978-3-8446-6429-4
Ed Federmeyer (1984) (ドイツ語). Eisenbahnen in Luxemburg. Freiburg: Verlag Eisenbahn-Kurier. ISBN 3-88255-400-2
Otto Föhlinger (1897) (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen in Elsass-Lothringen und ihres Transport-Verkehrs. Straßburg: Heitz & Mündel
André Schonz; Arsène Felten; Marcel Gourlot (1999) (フランス語). Le chemins de fer en Lorraine. Metz: Editions Serpentine. ISBN 2-87692-414-5

外部リンク

脚注

^ Föhlinger (1897) p. 48
^ Bevollmächtigter des Außenministers: Recueil Traités de la France, Band 7, 1856–1859, S. 275
^ Victor von Röll, ed (1913) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens (Eintrag zu Elsaß-Lothringen Eisenbahnen). Band 4. Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. pp. 294, 295
^ Buchmann et al. (2021) p. 28
^ ^a ^b “Timetables: Pocket timetables international” (英語). Société Nationale des Chemins de Fer Luxembourgeois (CFL). 2023年7月31日閲覧。
^ “Timetables: Pocket timetables national Line 90” (英語). Société Nationale des Chemins de Fer Luxembourgeois (CFL). 2023年7月31日閲覧。

[1] Föhlinger (1897) p. 48

[2] Bevollmächtigter des Außenministers: Recueil Traités de la France, Band 7, 1856–1859, S. 275

[3] Victor von Röll, ed (1913) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens (Eintrag zu Elsaß-Lothringen Eisenbahnen). Band 4. Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. pp. 294, 295

[4] Buchmann et al. (2021) p. 28

[TGVTimetable01-5] “Timetables: Pocket timetables international” (英語). Société Nationale des Chemins de Fer Luxembourgeois (CFL). 2023年7月31日閲覧。

[LocalTimetable90-6] “Timetables: Pocket timetables national Line 90” (英語). Société Nationale des Chemins de Fer Luxembourgeois (CFL). 2023年7月31日閲覧。

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