モダイオラスは小臼歯の頬側部に位置する結節で、口輪筋、頬筋のほかに口角下制筋、口角挙筋、大頬骨筋、小頬骨筋、上唇挙筋、下唇下制筋、上唇鼻翼挙筋などの筋や頬小帯の繊維の一部が収縮して厚く結節状となる部位である[1][2]。
歯科、特に義歯などの作製においては、この部分が義歯の頬側床翼(前部)形態に関係し、義歯の維持安定と口角部の機能・審美性に重要な部分とされており[2]、診査のひとつとされることが多い。
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