ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団

ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団ドイツ語Deutsche Staatsphilharmonie Rheinland-Pfalz)は、ドイツラインラント=プファルツ州ルートヴィヒスハーフェン・アム・ラインに本拠地を置くオーケストラである。

ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
Deutsche Staatsphilharmonie Rheinland-Pfalz
基本情報
出身地 ドイツの旗 ドイツ ラインラント=プファルツ州ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1919年 -
公式サイト www.staatsphilharmonie.de
メンバー 首席指揮者
カール=ハインツ・シュテフェンス
首席客演指揮者
ジョージ・ペーリヴァニアン
名誉指揮者
レイフ・セーゲルスタム

概要

編集

第一次世界大戦後の1919年ランダウにプファルツ・ザールラント州立交響楽団として設立。1923年ハイパーインフレに直面したが、プファルツ管弦楽団と改称して有限会社(GmbH)の形を取り、合理化に成功。同時に本拠地を現在のルードヴィッヒスハーフェンに移す。ヘルマン・アーベントロートリヒャルト・シュトラウスらの著名な指揮者を客演に招いた。1933年にザールプファルツ管弦楽団、さらに1941年から終戦までヴェストマルク交響楽団(Landessymphonieorchester Westmark)に改名。

戦後、オーケストラはプファルツ・フィルハーモニー管弦楽団として再編され徐々に規模を拡大。1974年から州の後援を受けるようになった。1978年クリストフ・エッシェンバッハが芸術監督に就任し、オーケストラの国際的な名声を高めた。この時期に楽団名をラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団としている。続くレイフ・セーゲルスタムオペラ現代音楽を積極的にプログラムに含め、海外公演も盛んに行った。1985年にはオーケストラの練習場、事務局であるフィルハーモニーが完成。その後はベルンハルト・クレーテオドール・グシュルバウアーアリ・ラシライネンらが首席指揮者を務めた。1998年に州営に移行し、2007年には「ドイツ・ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団」を正式名称として採用した。

現在、首席指揮者をベルリンフィル元首席クラリネット奏者のカール=ハインツ・シュテフェンスが、名誉指揮者をレイフ・セーゲルスタムが務めている。

現代音楽の演奏に定評があり、クレーベリームゲンツマーミュラー=ヴィーラントシュネーベルヴィッティンガールーフェンディキルシュナーラスカトフザイターらの作品の初演歴がある。また、フランク・シュトローベルの下で無声映画の音楽の再現プロジェクトにも注力している。

録音はcpoレーベルに多く存在する。

歴代首席指揮者・音楽監督

編集

外部リンク

編集