リスボン条約 (1667年)
リスボン条約(リスボンじょうやく)は、1667年3月31日に締結されたフランス王国とポルトガル王国の間の条約[1]。
リスボン条約(1667年) | |
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署名 | 1667年3月31日 |
署名場所 | リスボン |
締約国 | フランス王国とポルトガル王国 |
主な内容 | フランスとポルトガルは10年間の対スペイン攻守同盟を締結した |
概要
編集条約により、フランスとポルトガルは10年間の対スペイン攻守同盟を締結した。
フランスは、それまでもポルトガル王政復古戦争でポルトガルを援助しており、1666年8月にはマリー・フランソワーズ・ド・サヴォワ=ヌムールがポルトガル王アフォンソ6世と結婚した。
同盟の結果、スペイン軍はポルトガルとの戦争から抜け出すことができず、フランスは機に乗じてスペイン領ネーデルラントでネーデルラント継承戦争を始めた。
脚注
編集- ^ (英語) Primordia Bibliothecae Americanae. (1713). p. 121
参考文献
編集- Davenport, Frances Gardiner; Paullin, Charles Oscar, eds (2004). European Treaties Bearing on the History of the United States and Its Dependencies: Issue 254. The Lawbook Exchange, Ltd. ISBN 9781584774228