リチャード・ホワイト (第2代バントリー伯爵)

第2代バントリー伯爵リチャード・ホワイト英語: Richard White, 2nd Earl of Bantry1800年11月16日1868年7月16日)は、アイルランド貴族。1854年から1868年までアイルランド貴族代表議員を務めた[1]

生涯 編集

初代バントリー伯爵リチャード・ホワイトと妻マーガレット・アン(Margaret Anne、旧姓ヘア(Hare)、1779年 – 1835年1月19日、初代リストーエル伯爵ウィリアム・ヘアの娘)の息子として、1800年11月16日にコーク県セント・フィンバー(St. Finbarr)で生まれた[1]。1819年4月22日、オックスフォード大学クライスト・チャーチに入学した[2]

1835年、コーク県長官英語版を務めた[1]

1836年10月11日、メアリー・オブライエン(Mary O'Brien、1853年7月19日没、第2代トモンド侯爵ウィリアム・オブライエンの娘)と結婚した[1]

1851年5月2日に父が死去すると、バントリー伯爵位を継承した[1]

1854年、アイルランド貴族代表議員に選出された[1]貴族院では保守党に属した[1]

1868年7月16日にハンプシャーのエクスマス・ハウス(Exmouth House)で死去、弟ウィリアム・ヘンリー・ヘアが爵位を継承した[1]

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 415–416.
  2. ^ Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (S to Z) (英語). Vol. 4. Oxford: University of Oxford. p. 1540.
名誉職
先代
エニスモア子爵英語版
コーク県長官英語版
1835年
次代
ロバート・ヘンリー・キング閣下英語版
アイルランドの爵位
先代
リチャード・ホワイト
バントリー伯爵
1851年 – 1868年
次代
ウィリアム・ヘッジス=ホワイト