リーグレ共和国
フランス革命戦争期のイタリア北西部(現在のリグーリア州の大部分)に短期間存在した共和制国家
- リーグレ共和国
- Repubblica Ligure
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← 1797年 - 1805年[1] → (国旗) (国章)
1803年の北イタリアの地図(ドイツ語表記)-
公用語 イタリア語、フランス語 首都 ジェノヴァ - ドージェ
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1802年 - 1805年 ジローラモ・ルイージ・ドゥラッツォ - 変遷
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成立 1797年 フランス帝国に併合される 1805年 短期間の復元 1814年 サルデーニャ王国に併合される 1815年
通貨 リラ
リーグレ共和国(イタリア語: Repubblica Ligure)は、フランス革命戦争期のイタリア北西部(現在のリグーリア州の大部分)に短期間存在した共和制国家である。姉妹共和国の一つ。リグーリア共和国(英: Ligurian Republic)ともいう。
設立
編集モンベッロの和約の結果、ナポレオン・ボナパルトにより1797年6月14日に創られた。
首都
編集ジェノヴァとされた。
領土
編集リーグレ共和国成立時西の国境は北はサルデーニャ王国、東はパルマ・エ・ピアチェンツァ公国、東北はチスパダーナ共和国(旧ミラノ公国の領域であったトランスパダーナ共和国を吸収しすぐにチザルピーナ共和国となった)、南はリグリア海。
歴史
編集短期間存在したフランスの衛星国(姉妹共和国)であった。
旧ジェノヴァ共和国の領域に作られ、リグーリア地方の大部分を占めた。1805年6月フランスに併合された。またサルデーニャ王国に併合される前の1814年の4月28日から7月28日までの短期間に共和国は復元されていた。
リーグレ共和国は白地に赤十字のジェノヴァの伝統的な国旗を用いた。