ルテニア
東ヨーロッパの一地域の歴史的呼称
ルテニア(英語: Ruthenia)とは、東ヨーロッパの複数国家にまたがる地域を指す言葉。ルシン語を話すルテニア人の居住地として知られる。
解説
編集「ルテニア」は、現在のウクライナ西部とポーランド南東部にまたがる地域を指すが、広い意味ではウクライナ[1]あるいはウクライナとベラルーシを合わせた地域を指す[1][2]。ルテニアとは「赤ロシア」の意味を持つ[1]。
脚注
編集参考文献
編集- “ルテニア【Ruthenia】”. 世界大百科事典 第2版. コトバンク. 2014年6月21日閲覧。
- 福嶋千穂「近世ポーランド・リトアニア共和国におけるルテニア - 教会合同問題にみる諸階層」(PDF)『スラヴ研究』第58号、北海道大学スラブ研究センター、2011年、197-227頁、NAID 40018908139、2014年6月21日閲覧。
関連項目
編集- ルーシ人
- 紅ルーシ
- カルパティア・ルテニア(ウクライナ)
- ルテニア貴族
- ポーランド・リトアニア・ルテニア共和国
- ルーシ県(ポーランド)
- カルパト・ウクライナ
- ロイス家