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レターヘッド

公式の書簡用紙の1枚目のシンボルマーク、連絡先などが印刷された部分
米国ワシントン州シアトルにあった会社(Meats Inc.)のレターヘッド(1963年)。中央にロゴタイプ、左上に社長の氏名、右下に住所が印刷されている。

レターヘッド英語: letterhead)は、企業、公的機関などの組織専用の書簡用紙(便箋、タイプ用紙、OA用紙)の上部にある、組織のシンボルマークロゴタイプ、連絡先などが印刷された部分である[1]。レターヘッド付き用紙自体も「レターヘッド」という[1]

目次

性格編集

日本国内では、文書に捺された印影が、その文書が公式の、真正なものであることを表す役割を担ってきたが、諸外国では、レターヘッドがその役割を果たしている[2]。署名や捺印があっても、レターヘッドがないと正式な文書として受け取ってもらえない場合もある[3]

使い方編集

レターヘッド付き用紙は、組織が外部に発出する公式の書簡に使用する。

書簡が2枚以上にわたる場合は、最初の1枚のみにレターヘッドを使用する[4]。2枚目以降(continuation sheets)は、レターヘッド付き用紙と組み合わせるためにデザインされた専用の用紙(社名などがレターヘッドよりコンパクトに印刷されたもの)を使うか[4]、レターヘッド付き用紙と同じ紙質の用紙を使う[5]

会社のレターヘッド付き用紙が不正に持ち出されると、会社の印章が不正に持ち出されたときと同様に、詐欺などの悪用のおそれがある。よって、レターヘッド付き用紙は、印章と同じように厳重に管理する必要がある。レターヘッド付き用紙は、各部署の責任者の管理下に置くことが適切である[6]

企業によっては、各部署の責任者に配布するレターヘッドにあらかじめ部署名・責任者名を印刷している[6]。この場合、不正に使用されたレターヘッドを見ればその流出元の部署・責任者が判明するので、その責任者が管理責任を問われることになる。

作り方編集

欧米には、レターヘッドのデザインを専門とするデザイナーがいる[7]。レターヘッドのデザインを含めたコーポレートアイデンティティを請け負う企業もある[7]。レターヘッドのデザインは、封筒、名刺などのデザインとともに、このような専門家に依頼するのが普通である[7]。レターヘッドの印刷も、印刷所に発注するのが普通である。

サンプル編集

出典編集

  1. ^ a b 染谷泰正英文ビジネス文書完全マニュアル』(新企画社、1998年)第2章2.9.1(p. 71)
  2. ^ 『英文ビジネス文書完全マニュアル』第2章2.9.1(p. 72)
  3. ^ VISA申請(インドネシア大使館)
  4. ^ a b 『英文ビジネス文書完全マニュアル』第2章2.9.16(p. 154)
  5. ^ 『英文ビジネス文書完全マニュアル』第2章2.1(p. 27~28)
  6. ^ a b 『英文ビジネス文書完全マニュアル』第2章2.4.5(p. 48~49)
  7. ^ a b c 『英文ビジネス文書完全マニュアル』第2章2.4(p. 38)

関連項目編集