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ロサンゼルス郡都市圏交通局P3010形電車

ロサンゼルス郡都市圏交通局P3010形電車(ロサンゼルスぐんとしけんこうつうきょくP3010がたでんしゃ)は、2016年に営業運転を開始したロサンゼルス郡都市圏交通局LRT車両である。

ロサンゼルス郡都市圏交通局P3010形電車
Kinki Sharyo P3010 1.jpg
基本情報
運用者 ロサンゼルス郡都市圏交通局
製造所 近畿車輛
製造年 2015年 - 2020年
主要諸元
編成 2連接連接車
軌間 1,435 mm
電気方式 直流750V
(架空電車線方式)
最高速度 104 km/h
起動加速度 4.824 km/h/s
減速度(常用) 5.616 km/h/s
編成定員 着席68人
編成重量 45.0 t
全長 27,130 mm
全幅 2,660 mm
全高 3,810 mm
主電動機 東洋電機製造 TDK6483-A(かご形三相誘導電動機)(550 V、203 A、2,221rpm、76 Hz、575 kg)
主電動機出力 135 kW
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 6.43
編成出力 540 kw
制御方式 2レベルIGBT-VVVFインバータ制御(PG付センサレスベクトル制御
制御装置 東洋電機製造 RG6022-A-M
制動装置 回生発電ブレンディングブレーキ
空気ブレーキ
保安装置 ATCATP
備考 主要数値は[1]に基づく。
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導入の経緯編集

アンサルドブレーダ(現・日立レールイタリア)は、ゴールドラインの東側延伸に伴い、2006年から2011年までにP2550形を50両調達した。車両の配達は予定より約3年遅れたため、当初発注した車両数よりも多く導入しないこととした[2]

しかし、延伸開業や日本車輌製P865形の置き換えなど、今後も車両導入の必要性があるとされた。ロサンゼルス郡都市圏交通局は、2012年4月30日に近畿車輛と車両導入の契約を締結[3]し、試運転のために2014年に最初の車両が納入された。これまでに計235両が製造され、総額は89億ドルとなる[4]

当初、構体は日本で製造し、内装・艤装・台車組立はアメリカで行われていたが、カリフォルニア州パームデール市に近畿車輛の工場が完成して以降は全ての製造工程を同工場にて行われている[5]

概要編集

2018年現在、エクスポラインブルーライングリーンラインゴールドラインで運行されている。

車体編集

車両は高床式で、1両あたり2車体3台車の連接車となっている。車体はステンレス鋼製で、床下にカバーが付けられている。ドアは引き戸式で、閉扉時にドアチャイムが鳴る。

走行機器編集

制御装置は2レベルIGBT-VVVFインバータ制御(RG6022-A-M形)で、1C2M制御である。主電動機は自己通風式のかご形三相誘導電動機(TDK6483-A形)を採用している。駆動方式は2段減速のWN駆動方式を採用し、主電動機からの動力はWN継手、歯車を介して伝達される[6]

走行機器や高速度遮断器発電ブレーキ抵抗器などは東洋電機製造製である。

脚注編集

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注釈編集

出典編集

  1. ^ Los Angeles, CA - LA County MTA Technical Data” (英語). Kinki Sharyo. 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ "January 6, 2010 - Agenda - Technical Advisory Committee" (PDF). Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority. January 6, 2010.
  3. ^ "Special Board Meeting April 30, 2012 - Subject: Light Rail Vehicle Procurement"(PDF). Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority. April 30, 2012.
  4. ^ "Los Angeles to order up to 235 light rail vehicles". Railway Gazette. DVV Media Group GmbH. May 1, 2012
  5. ^ "ロサンゼルス案件におけるアメリカ車両製造工場建設計画の見直しについて". Kinkisharyo. Dec 26, 2014
  6. ^ "ロサンゼルス交通局P3010 LRV電機品". Toyo Denki. Oct, 2016

関連項目編集