ヴァシル・ステファノフ

ブルガリアの指揮者

ヴァシル・ステファノフブルガリア語: Васил Стефанов, ラテン文字表記:Vassil Stefanov, 1913年5月6日 - 1991年9月19日)はブルガリア指揮者[1]

ヴァシル・ステファノフ
生誕 (1913-05-06) 1913年5月6日
出身地  ブルガリア シュメン
死没 (1991-09-19) 1991年9月19日(78歳没)
学歴 ソフィア音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト
担当楽器 ヴァイオリン

経歴 編集

シュメンの音楽一家の生まれ。1919年には家族でヴァルナに移住し、父親とディミタル・マルデノフからヴァイオリンの手ほどきを受けた。1927年にヴァイオリニストとして初舞台を踏み、サーシャ・ポポフに才能を認められる。1929年にはソフィア音楽院に進学してポポフの薫陶を受け、ポポフの指導する音楽院のオーケストラで演奏経験を積んだ。

その後、ポポフの作った王立軍交響楽団(後のソフィア・フィルハーモニー管弦楽団)のコンサートマスターとして演奏活動を継続したが、1946年に急病のポポフの代役として指揮を執り、指揮者に転向した。1947年にプラハに行き、ヴァーツラフ・ターリヒの助手を務めた。1949年に帰国後は、1989年までブルガリア国立放送交響楽団の首席指揮者を歴任した。

脚注 編集

  1. ^ [1]