ヴァハグン
ヴァハグン(アルメニア語: Վահագն、Vahagn Vishapakagh=ヴィシャップ殺しのヴァハグン、ヴァハクン)は、アルメニアに古代から語り継がれる太陽と火と戦いの神である。ある時から、彼の存在はアラマズドとアナヒットとトライアドを結成する。ギリシャのヘラクレスやウルスラグナと同一視されている。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b3/%D5%8E%D5%AB%D5%B7%D5%A1%D5%BA%D5%A1%D6%84%D5%A1%D5%B2.jpg/220px-%D5%8E%D5%AB%D5%B7%D5%A1%D5%BA%D5%A1%D6%84%D5%A1%D5%B2.jpg)
エウヘメリズム信仰では、全ての神は元は人間であり、ヴァハグンも同様に紀元前6世紀のエルワンド王の息子でバブとティランの兄弟、アルメニアの王位継承者として記録されている。
歴史家モーセス・ホレナツィのアルメニア史には、彼の誕生とドラゴン(ヴィシャップ)殺しの偉業を謳った歌が収録されている。[1]
参考文献
編集- ^ A History of Armenia (Armenian Mythology) by Vahan M. Kurkjian. Published by the Armenian General Benevolent Union of America 1958/YR.