一洋薬品

大韓民国の製薬会社

一洋藥品(일양약품、Il-Yang Pharm . Co., Ltd)は、大韓民国の医薬品製造会社。本社・工場は京畿道龍仁市器興區ハガル洞に位置している。

沿革 編集

  • 1938年:後に会長となる丁亨植が17歳の年齢で上村製藥所に入社、製薬業界と縁を結ぶ。
  • 1946年:7月1日に丁亨植が設立
  • 1957年:当時、丁亨植が胃酸過多に悩まされていたことから、norumoを開発。
  • 1960年:社名を一洋藥品に変更。一洋は「一つから出発して洋を成す」という意味。
  • 1971年:高麗人蔘滋養強壮ドリンクの「元肥-D」を発表し、発売5ヶ月目の販売量が40万本を超えた。
  • 1970年代中期:「元肥-D」を日本、台湾、香港、シンガポールへ輸出。
  • 1976年:元肥-Dの姉妹品「元肥-F」を発売し、7万5000ボトルを米国に輸出。台湾、香港、シンガポール、ヨーロッパにも輸出
  • 1984年:一洋シルム團を創立。
  • 1990年:本格的な霊芝ドリンク「霊飛天」を発売。「元肥」を「元秘」に改称。
  • 1999年:丁亨植が名誉会長に推戴され、経営の一線から退く。
  • 2011年:忠清北道にワクチン工場を竣工

系列会社 編集

韓寶メディカル、カーンテック、一洋バイオファーム、洋酒一洋製薬有限公司、通貨一洋有限公司、一洋韓中貿易有限公司、一洋人蔘薬食品(中華民国)などがある。

主な製品 編集

  • 元秘(WONBI):滋養強壮剤
  • NORUMO:胃腸薬