三升家 勝蔵 (みますや かつぞう)は、落語名跡。現在は空き名跡となっている。

三升家勝蔵定紋「三升」

四代目 三升家みますや 勝蔵かつぞう
四代目 三升家(みますや) 勝蔵(かつぞう)
本名 田村 留吉
生年月日 1860年8月
没年月日 1921年10月21日
出身地 日本の旗 日本
師匠 初代談洲楼燕枝
三代目春風亭柳枝
四代目三升亭小勝
名跡 1. 柳亭勇枝
(不詳)
2. 春風亭勇枝
(? - 1895年)
3. 三升家勝蔵
(1895年 - 1921年)
活動期間 ? - 1921年
所属 柳派

四代目 三升家 勝蔵(みますや かつぞう、1860年8月 - 1921年10月12日)は、落語家

経歴

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『文之助系図』には「初メ三代目柳枝門人勇枝ト伝」とあるが明治10年代の番付類には春風亭ではなく柳亭で多くみられ20年代の番付類には春風亭で見えるため最初は初代談洲楼燕枝の門下であったようでその後三代目春風亭柳枝の門下になったようである。

1895年8月∶四代目三升亭小勝の門下で勝蔵を名乗った。

人物

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ガマカエルに似ていたことから『ガマの勝蔵』というあだ名があり、1911年10月の『文芸倶楽部』の森暁紅の評に「勝蔵といふ雨蛙に似たツナギ落語家、問題にならず」と評されている。

生没年は六代目林家正蔵の『墓誌(技芸士招魂録)』による。

参考文献

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  • 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社ISBN 458212612X
  • 『古今東西噺家紳士録』