三池山 大五郎(みいけやま だいごろう、1903年8月8日[1] - 1951年3月22日[1][2])は、昭和時代の大相撲力士陸奥部屋所属[1]。本名は松井 善次[1]。最高位は十両9枚目[1]

経歴

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福岡県大牟田市出身[1]。陸奥部屋に入門し、1922年5月、「葉颪」の四股名で初土俵を踏む(のち「三池山」に改名)[3]1928年1月十両に昇進。この場所は2勝8敗1分と負け越した[2]。昭和初期は東京場所と地方場所とで別々に番付が作成されたため、三池山の場合、東京場所では成績が良い反面、地方場所では不振となり、十両に昇進した次の場所の1928年3月では三段目の地位にあった[2][4]。十両は在位1場所で終わり、復帰することはなかった。1930年10月に廃業[1]。1951年死去。

改名

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葉颪→三池山[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、164頁。
  2. ^ a b c 相撲人名鑑(三池山大五郎)(アーカイブ)
  3. ^ a b 『昭和の大相撲 資料編』 308頁。
  4. ^ 『大相撲中継』2017年10月13日号 p.89.

参考文献

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  • 小池謙二『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、医聖社、1986年
  • 昭和の大相撲刊行委員会/編『昭和の大相撲 資料編』TBSブリタニカ、1989年

関連項目

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