中尾 太一(なかお たいち、1978年- )は、日本の詩人

略歴

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鳥取県若桜町生まれ。日本大学芸術学部中退。18歳のころ、伊藤比呂美らの詩に触れ、詩作を始める。20代前半は荻窪を中心に詩の朗読活動を行う。また、22歳ごろから人形劇影絵の仕事に10年ほど従事し、日本国内外を巡演する。2006年、思潮社50周年記念現代詩新人賞受賞。2007年、第一詩集『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』を刊行[1]。2019年『ナウシカアの花の色と、〇七年 (ゼロナナ) の風の束 詩集』で鮎川信夫賞受賞。

著書

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  • 『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』思潮社 2007
  • 『御世の戦示の木の下で』思潮社 2009
  • 『中尾太一詩集』 (現代詩文庫) 思潮社 2013
  • 『ア・ノート・オブ・フェイス』思潮社 2014
  • 『ナウシカアの花の色と、〇七年 (ゼロナナ) の風の束 詩集』書肆子午線 2018

脚注

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  1. ^ 『中尾太一詩集』著者紹介