中村流(なかむらりゅう)は、日本舞踊における流派のひとつ。

解説

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日本舞踊中村流は、文化文政期に活躍した歌舞伎俳優の3代目中村歌右衛門を流祖とする流儀で成駒屋のお家芸。歌舞伎所作の本筋を重視しているのが特徴である。
家元紋は祇園守、流儀紋は八重裏梅。

現在は、7世中村芝翫の長男・9代目中村福助を宗家、7世芝翫の長女・2代目中村梅彌が8代目家元、7世芝翫の次男8代目中村芝翫を相談役としている。

参考文献

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  • 山浦慎吉編著、『日本舞踊流派細見』、新芸能新聞社、1974年、P507-510。

関連項目

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外部リンク

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