丹墀弟梶
平安時代初期から前期にかけての貴族
丹墀 弟梶(たじひ の おとかじ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。官位は従五位上・周防守。
時代 | 平安時代初期 - 前期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・周防守 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇→清和天皇 |
氏族 | 多治比氏 |
子 | 藤原敏行室 |
経歴
編集仁明朝末の嘉祥2年(849年)従五位下・周防守兼鋳銭使長官に叙任される。斉衡3年(856年)2月に民部少輔として京官に復すが、早くも4月には讃岐権介として地方官に転じる。翌天安元年(857年)讃岐介に昇格する。
清和朝の貞観3年(861年)正月に大蔵少輔に任ぜられるが、翌月の2月には二度目の周防守に任ぜられ、4月にも同じく二度目の鋳銭長官を兼ねる。貞観6年(864年)従五位上に昇叙された。
官歴
編集『六国史』による。