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久米 宏一(くめ こういち、1915年 - 1991年)は、日本の画家。

人物編集

東京に生まれる。小学校教員を務めながら、太平洋美術研究所で絵画を学ぶ[1]

1964年に、いわさきちひろ滝平二郎箕田源二郎らと「童画ぐるーぷ車」を結成した。このため、絵本雑誌のちひろ追悼の座談会にも出席している[2]。子ども向けの本の挿絵の他に、月刊『宝石』のミステリー小説などにも挿絵を描いた。

日本児童出版美術家連盟に所属し、理事を務めた[1]。1950年代から亡くなるまでに挿画を描いた児童文学作品や絵本は200冊以上にのぼる。主に親交のある古田足日の作品が多い。

1976年、『やまんば』(須藤克三、岩崎書店、1976年)、『黒潮三郎』(久保喬、金の星社、1976年)により第25回小学館絵画賞受賞[3]

挿画・装画を描いた児童文学作品編集

  • 『木の下の宝』(坪田譲治、新潮社、1954年)
  • 『少年姿三四郎』(富田常雄、河出書房、1955年)
  • 『山の呼ぶ声』(早船ちよ、理論社、1959年)
  • 『竜の子太郎』(松谷みよ子、講談社、1960年)
  • 『北極のムーシカミーシカ』(いぬいとみこ、理論社、1961年)
  • 『ぬすまれた町』(古田足日、理論社、1961年)
  • 『ゆうやけ学校』(花岡大学、理論社、1961年)
  • 『うずしお丸の少年たち』(古田足日、講談社、1962年)
  • 『ドブネズミ色の街』(木暮正夫、理論社、1962年)
  • 『地の星座』(住井すゑ、汐文社、1963年)
  • 『草原のみなし子』(安藤美紀夫、理論社、1966年)
  • 『宿題ひきうけ株式会社』(古田足日、理論社、1966年)
  • 『星と少年』(那須田稔、講談社、1969年)
  • 『りんごひろいきょうそう』(宮川ひろ、小峰書店、1970年)
  • 『夜あけ朝あけ』(住井すゑ、理論社、1972年)
  • 『はだかの捕虜』(来栖良夫、新日本出版社、1982年) など多数。

出典編集