二位尼(にいのあま、4959 Niinoama)は、小惑星帯にある小惑星である。

二位尼
4959 Niinoama
仮符号・別名 1991 PA1
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1991年8月15日
発見者 浦田武
名取亮
軌道要素と性質
元期:2013年4月18日 (JD 2,456,400.5)
軌道長半径 (a) 3.149 AU
近日点距離 (q) 3.129 AU
遠日点距離 (Q) 3.168 AU
離心率 (e) 0.006
公転周期 (P) 5.59
軌道傾斜角 (i) 4.89
近日点引数 (ω) 298.46 度
昇交点黄経 (Ω) 128.92 度
平均近点角 (M) 229.25 度
物理的性質
直径 27.96 km
自転周期 4.73 時間
絶対等級 (H) 10.80
アルベド(反射能) 0.1082
Template (ノート 解説) ■Project

1991年8月15日浦田武名取亮が静岡県清水市の観測拠点「ヤキイモ・ステーション」で発見した。

命名

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名称は、平安時代末期の政治家・平清盛の妻である二位尼(1126年 - 1185年)にちなむ[1]。二位尼は壇ノ浦の戦いでの敗北に際し、孫の安徳天皇を抱いて入水した。

浦田は多くの小惑星に『平家物語』に登場する平安時代末期(保元平治の乱から源平合戦にかけて)の歴史人物の名を付けている。二位尼の命名は1992年11月10日付の小惑星回報(MPC)において、(4896) 巴御前、(4945) 池禅尼、および二位尼の娘に因む (5242) 建礼門院とともに公表された。このほか二位尼周辺の人物では、夫の(4375) 清盛、孫の (3902) 安徳が浦田によって小惑星に命名されている。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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