二曲城(ふとげじょう)は、石川県白山市出合町にあった日本の城山城)。川の対岸にある鳥越城の附(つけたり)として国の史跡に指定されている。府峠城とも言う。

logo
logo
二曲城
石川県
二曲城の堀
二曲城の堀
別名 府峠城
城郭構造 連郭式山城
天守構造 建造されず
築城主 鈴木氏
築城年 不明
主な改修者 不明
主な城主 一向衆
廃城年 不明
遺構 空堀、曲輪
指定文化財 国の史跡
再建造物 なし
位置 北緯36度21分27.0秒 東経136度36分3.4秒 / 北緯36.357500度 東経136.600944度 / 36.357500; 136.600944
地図
二曲城の位置(石川県内)
二曲城
二曲城
テンプレートを表示

概要

編集

この地は白山麓門徒の指導者であった鈴木氏の本拠で、城は鈴木氏の館の背後にある詰城であった。

城は大日川の河畔にある標高267メートルの独立峰城に築かれており、山頂が削平されていてとなり、尾根上にも郭と堀がある。

1580年天正8年)に織田軍の攻撃により落城するが、さらに一向一揆の抵抗は続き1582年(天正10年)に一揆衆が城を奪還した。しかし数か月後には再度落城し、一揆衆300人余りが処刑され一揆衆の抵抗は終わった。

関連項目

編集