二重堀砦跡
二重堀砦跡(ふたえぼりとりであと)は、天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いの折り、秀吉方が築いたとされる砦の跡である。日根野備中守弘就らが布陣した事から、「日根野備中守弘就砦跡」とも呼ばれる。砦の大きさは東西五五間・南北四十間、土塁の高さは五尺あったとされている。小牧山に布陣する徳川方との最前線に位置し、激しい戦いが繰り広げられ、多数の死傷者が出た。
なお砦があったと考えられる場所は、耕地整理が行なわれたため、現在遺構などはまったく残されていない。また砦跡として残る祠は、隣接する民家の裏手の竹藪の中にあったものが、移設されたものである。
所在地
編集交通手段
編集こまき巡回バスの「二重堀東」停留所下車、徒歩5~10分。
関連項目
編集外部リンク
編集- 秀吉軍の城砦>二重堀砦跡
- 小牧市/小牧付近の城砦(秀吉軍)>二重堀砦跡 - ウェイバックマシン(2008年12月9日アーカイブ分)