二間塚古墳(ふたまづかこふん)は、兵庫県丹波市春日町多利にある古墳。形状は前方後円墳。兵庫県指定史跡に指定されている。

二間塚古墳

墳丘
所在地 兵庫県丹波市春日町多利2872
位置 北緯35度10分23.35秒 東経135度7分28.62秒 / 北緯35.1731528度 東経135.1246167度 / 35.1731528; 135.1246167座標: 北緯35度10分23.35秒 東経135度7分28.62秒 / 北緯35.1731528度 東経135.1246167度 / 35.1731528; 135.1246167
形状 前方後円墳
規模 墳丘長34m
埋葬施設 不明
築造時期 5世紀後半-6世紀初頭
史跡 兵庫県指定史跡「二間塚古墳」
地図
二間塚古墳の位置(兵庫県内)
二間塚古墳
二間塚古墳
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概要 編集

兵庫県中部、竹田川東岸の山麓台地縁辺に築造された古墳である。一帯では本古墳のほか多くの円墳が分布する。現在までに墳丘裾部は削平を受けている。

墳形は前方後円形で、前方部を南南東方向として、墳丘側面を竹田川側に向ける。埋葬施設は未調査のため明らかでないが、かつて発掘されて石室が発見されたと伝わる[1]。副葬品も詳らかでない。築造時期は古墳時代中期-後期の5世紀後半-6世紀初頭頃と推定される[1]

古墳域は1983年昭和58年)に兵庫県指定史跡に指定されている。

墳丘 編集

 
墳丘
右に前方部、左奥に後円部。

墳丘の規模は次の通り[1]

  • 墳丘長:34メートル
  • 後円部 直径:20メートル
  • 前方部 幅:15メートル

文化財 編集

兵庫県指定文化財 編集

  • 史跡
    • 二間塚古墳 - 1983年(昭和58年)3月28日指定。

脚注 編集

  1. ^ a b c 史跡説明板。

参考文献 編集

外部リンク 編集