五百木部 全成(いおきべ の またなり[1]/うつなり[2]、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族、医師。姓は公。
清和朝から陽成朝にかけて侍医を務める。清和朝の貞観10年(868年)外従五位下に叙せられると、のち内位の従五位下となる。陽成朝の元慶2年(878年)尾張権介を兼ねた。
『日本三代実録』による。