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概要編集

1958年12月13日に書き上げられ、1959年夏、ロバート・A・ブードロー指揮アメリカ交響吹奏楽団により初演された。曲はウィリアム・スナイダー3世に捧げられている。管楽器のための曲ではあるものの、既存の吹奏楽作品で本来ヴァイオリンが担うパートをクラリネットに置き換える手法ではなく、金管のウェイトが高い作品に仕上がっている。

楽器編成編集

楽曲構成編集

3楽章からなる。全曲で約20分。

第1楽章 Andante

賛美歌フーガという副題がつけられている。トロンボーンに冒頭の動機が現れると、ハープの旋律を伴い、クラリネットがモノローグ主題を提示する。打楽器が動機と交じり合う部分を経て東洋的な趣になる。続いてトロンボーンが3/8拍子と3/4拍子からなるコラール動機を奏し、コントラファゴットの独奏になだれ込む。ホルンが賛美歌の動機を提示した後、トロンボーンにフーガ主題が現れて曲を閉じる。

第2楽章 19/8+20拍子 三部形式

マリンバ独奏で開始される。中間部では舞曲が奏され、ハープの反復の上でオーボエとクラリネットに現れるものとヴィブラフォンを伴い、ファゴットが提示するものとで構成されている。

第3楽章 Andante・espressivo

4つの主題からなり、第1主題はホルンとチューバに現れ、第2主題はトロンボーンのコラールが奏する。第3主題は躍動的なもので、2本のトロンボーンの上で後の2本が演奏する。これがクライマックスに発展した後、アレグロのフーガに移行する。

参考文献編集