今田忠
日本の市民活動家
今田 忠 (いまだ まこと、1937年3月17日 - 2017年11月18日)は、日本の市民活動家。市民社会研究所所長。有限会社みみずく舎代表取締役。
いまだ まこと 今田 忠 | |
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生誕 |
1937年3月17日 大阪府豊中市 |
死没 |
2017年11月18日(80歳没) 兵庫県神戸市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 市民運動家 |
代表作 |
『概説市民社会論』 『日本のNPO史』 『フィランソロピーの思想 : NPOとボランティア』 |
略歴
編集日本生命保険、日本生命財団企画調査部長、助成財団資料センター企画委員、NPO研究フォーラム事務局長、笹川平和財団プログラム・ディレクター、主席研究員を経て、1996年5月より阪神・淡路コミュニティ基金代表。1999年5月に基金が閉鎖となり退職。
この他、羽衣国際大学客員教授、中京女子大学客員教授、関西学院大学非常勤講師、愛知学泉大学講師、同志社大学非常勤講師などを務めた。
社会的活動
編集- 日本NPO学会顧問、元会長
- 特定非営利活動法人パブリックリソースセンター専務理事
- 認定NPO法人 市民活動センター神戸(KEC)理事
- 特定非営利活動法人市民基金こうべ理事・事務局長、元顧問
- 特定非営利活動法人あいあいネット神戸理事
- 特定非営利活動法人こどもコミュニティケア理事
- 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ顧問
- 一般財団法人社会的認証開発推進機構評議員
- GiveOne(ギブワン)運営評議会運営評議員
- 特定非営利活動法人シンフォニー理事
- 社会福祉法人大阪ボランティア協会フィランソロピー・CSR・リンクアップフォーラム顧問
- 公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金(愛称:あいちモリコロ基金)元運営委員長
- 社団法人フィランソロピー協会元評議員
- NPO政策研究所元常任幹事
- コミュニティ政策学会元会計監査
著作
編集単著
編集- 『概説市民社会論』(関西学院大学出版会、2014年)
- 『日本における民間公益活動の流れ―私的体験を中心に』(NPO法人シンフォニー、2016年)
共著
編集- (橋本徹・古田精司・本間正明編)『公益法人の活動と税制ー日本とアメリカの財団・社団』(清文社1986)
- (川添登・山岡義典編著)『日本の企業家と社会文化事業』(東洋経済新報社、1987年)
- (島田晴雄編)『開花するフィランソロピー』(阪急コミュニケーションズ、1993年)
- (Yayoi Tanaka (著), Makoto Imada (著), Michael Norton(編))『Corporate citizenship in japan』(Directory of Social Change,London、1996年)
- (神戸都市問題研究所編)『生活復興の理論と実践』(勁草書房、1999年)
- (木原勝彬・田中逸郎・早瀬昇・内山博史・水谷綾・阿部圭宏・直田春夫・新川達郎(監修))『NPOと行政の協働の手引き[NPOシリーズ (2)] 』(大阪ボランティア協会、2003年)
編著
編集- (林雄二郎 (編集), 今田忠 (編集))『フィランソロピーの思想―NPOとボランティア』(日本経済評論社、2000年)
- 『NPO起業・経営・ネットワーキング』(中央法規、2000年)
- 『日本のNPO史』(ぎょうせい、2006年)
- (パブリックリソースセンター編)『NPO実践マネジメント入門』(東信堂、2009年)
- (パブリックリソースセンター編)『NPO実践マネジメント入門【第2版】』(東信堂、2012年)
- (日本ファンドレイジング協会編)『寄付白書2010』(日本経団連出版、2011年)
- (日本ファンドレイジング協会編)『寄付白書2011』(日本経団連出版、2012年)
- (日本ファンドレイジング協会編)『寄付白書2012』(日本経団連出版、2013年)
訳書
編集- レスター・M. サラモン (著), H.K. アンハイアー (著)『台頭する非営利セクター』(監訳ダイヤモンド社、1996年)
参考文献
編集- (林雄二郎 (編集), 今田忠 (編集))『フィランソロピーの思想―NPOとボランティア』(日本経済評論社、2000年)の編者略歴
- 『NPO起業・経営・ネットワーキング』(中央法規、2000年)の著者略歴
- 『日本のNPO史』(ぎょうせい、2006年)の編者略歴
- 『日本における民間公益活動の流れ―私的体験を中心に』(NPO法人シンフォニー、2016年)
脚注
編集- ^ “元阪神・淡路コミュニティ基金代表 今田忠氏死去”. 神戸新聞. (2017年11月19日) 2017年11月19日閲覧。